こんにちは!
フットケアコンサルタントナースのちーさんです。卒業卒園&入学入園の季節ですね。好みに関わらず、TPOに合わせて革靴やパンプスを身につけなくてはいけない時があります。
しかし、足トラブルはその「ちょとしたとき」に起きて困ってる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、履きたくないけど履かなくてはいけない靴の対策方法を5つご紹介していきます。ぜひ、最後までお読みいただき足に負担がかかる靴のご活用時に思い出していただけたら嬉しいです。
履きたくないけど履かなくてはいけない足に負担がかかる靴対策5選
移動は履き慣れた靴で、疲れる靴パンプスは持参
目的地に移動するまでの間は、勇気を持って楽な靴を利用しましょう!一つ荷物が増えますが、足に負担がかかる靴は持参して履き替えがお勧めです😉!特に冠婚葬祭は絶対おすすめです。
首都圏で電車だと「え〜⁈」と思われるかもしれませんが、できるだけ履く時間を短くすることが足の負担を少なくします。
パンプス【ヒールは3cmまで】
ヒールだけが足に悪いわけではありません。
しかし、ハイヒールではMTP関節への負荷が高くなるとともに前足部が前方にズレてしまうことがあます。その結果、足趾が靴の爪先部分に押し込まれたような状態になって過ごすことが少なくありません。
ヒールが高くなることでどう見えるかだけでなく、身体へどんな弊害をもたらすか考えてみましょう。
足首を留めるベルト付き
足首を留めることで、踵のぐらつきが少なくなります。
踵が安定すると歩行そのものも安定感が増します。そのうえ足部が靴の中で動きにくくなりますので、余計な力を入れて踏ん張らなくてすみます。
サイズが適切であれば、靴の先に足趾がギューと詰まってしまうことも少なくなります。
インソールを活用する
冠婚葬祭や職場で指定されるような靴でも
インソールは本来、足にあった靴に挿入して正しい履き方をした時に最も効果を発揮します。
一見差が分かりにくいものですが、インソールの機能は様々です。
足の裏が痛くなるようならばインソールを交換し、足アーチをサポートすることで痛みが和らぐことが期待できます。
疲れた足には履いた後のメンテナンス
爪先が尖った皮靴などを履いた後の足メンテです。
足に負担がかかる靴を履いた後は、しっかりと足裏や足趾を揉み解してあげましょう!ふくらはぎのあたりまでマッサージをして解せるとより効果的です!
つい爪先周囲に限定されがちですが、痛いと感じる「足首から先だけに負担がかかってる」とは言えません。筋肉や腱は下腿から繋がっているので、ふくらはぎからマッサージしてメンテナンスしてあげると、負荷によって生じた筋緊張が改善します。
次の日の疲労感に大きく差が出ます。
足に負荷がかかる靴と靴下の組み合わせ
冠婚葬祭、入学入園、卒業卒園で履く靴に合わせる靴下
ナイロン系の薄手のものであったり、女性だとパンストが多いのではないでしょうか?薄手のナイロン製ソックスやパンストは皮靴のなかで滑りやすい素材!!!
綿性の靴下に比べて一層靴の中で足がスライドしやすいので、足への負荷でしかありません。
そのため靴選びでの意識や、履いた後足のメンテナンスが重要になります。
綿の靴下を履いている時とナイロンの靴下を履いている時は、足環境は大きくく変化します。
・湿度
・履き心地
・生地が薄いために足の裏や足部のクッションとしてのサポート機能は低下
靴自体も皮靴やパンプスはアウトソールの衝撃吸収機能はほぼありません。
したがって、
⭐️購入時に可能な範囲で負荷を最小限にする靴選びをする
⭐️履いた後のメンテナンスをする
この2点を大切にしましょう。
どんなことをすると足のメンテナンスとして良いか知りたい方は、こちらの記事にいくつか紹介しています。よかったらこのタイミングに合わせてお読みいただけたらと思います!
葬式に出席された糖尿病の方の悲劇
50代女性 糖尿病と診断を受けて10年以上経過していました。足のむくみが時折みられていたため、普段から靴に関する注意を促していました。
ある時、肩を落としてヒョコヒョコと歩いて入室。
入室時のご様子に驚いて、話を伺うと・・・。
葬式があって参列したそうです。その際に、どうしても黒いパンプスじゃなければいけないと思って履いたら、靴擦れができてしまったとのこと。
あんなに注意していたのに。
ほんの短い時間だったのに。
と、後悔されていました。
そうなんですよね。靴擦れができる時ってあっという間。
糖尿病などハイリスクと言われる方々にとって、この靴擦れは生活の質を揺るがし得ない重大な傷といえます。
糖尿病など罹患していなくても私たちはちょっとした傷によって歩行バランスが崩れ、無関係に思えるような部位にまで影響を及ぼしています。
幸いにも、この女性の靴擦れは1ヶ月ほどで完治しましたが、決して完治まで早くはありませんでした。
あなどれません。
TPOに合わせて履かなくてはいけない靴への対策
冠婚葬祭や〇〇式などにはスニーカーなどで参加しにくいですよね。礼儀といわれます。
「足にあったパンプス」を選んでいても痛くなることもあります。
だからといって、靴を履かないわけにもいかない。
じゃあどうしたらよいかについてこの記事ではご紹介しました。
・ヒールは3cmの高さまでにとどめる
・足首をとめるベルト付きの靴を選ぶ
・インソールを活用する
・履いた後のマッサージをふくらはぎからした全体を行う
まとめ
毎日のお仕事で、足に負荷のかかる靴を利用してる方お疲れ様です。「外反母趾は女性」のイメージが多いかもしれませんが、実はビジネスマンとしてご活躍されていた男性や農家だった方もとても多いです。
皮靴の他にも長靴や安全靴も足への負担は同様です。
顔や手にお手入れをするように足もメンテナンスをして、元気な歩行を保っていきたいですね!
自分でどんなことをしたらいいのだろうと思われたら、Abeby思いやりコースがお勧めです。ご希望の方は下のコメント欄からメッセージを一言いただくか、公式ラインアカウントからお気軽にお問い合わせや参加申し込みいただけますと幸いです。
また、受講の前にちーさんと話してみたいあなた!是非「足靴無料セミナー」へのご参加をお待ちしています!無料セミナーなのに『眼から鱗』と医師や看護師からも大好評!!!公式ラインアカウントで「無料セミナー希望」とお送りいただけたらと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました( ^ω^ )!
感謝の気持ちを忘れずに、こころ豊かに人生を生き切りたいし、いつでも会いたい人に会いに行ける体でいたい。
でも、もし足にトラブルがあったら?願いは願いのまま・・・かも。なので、このブログを通して1人でも多くの方と一緒に実現できたら嬉しいです‼︎
引き続き当ブログをお読みいただけたら飛んで喜びます♪
🦶サロンやセミナーも随時開催中。コメントやご感想、お問い合わせもなどもお待ちしております❤︎
さらに詳しい内容はこちらのHPまで
♦︎ちーさん本名:木嶋千枝(きじまちえ)
♦︎資格:正看護師・日本慢性疾患看護専門看護師・日本認定心理士・日本糖尿病療養指導士
♦︎現職:Abeby代表/大誠会内田病院非常勤/群馬大学大院非常勤講師/高崎市医師会看護学校非常勤講師
群馬大学臨床教授・日本慢性看護学会評議委員・日本糖尿病教育看護学会研究査読委員
◉ぐんま足人の会発起人/JAGSS(日独小児靴学研究会受講修了
◉地域の出前講座(医療福祉関係者向け・高齢者向け・ママ向け)なども大好評でリピートいただいています😃
SNSやサロンイベントなどもご覧いただけたら嬉しいです^ ^
今日という日がいい1日でありますように!
コメント