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楽に脱ぎ履きできる草履・下駄・足半(あしなか)!日本の文化をどこまで引きずる⁈

靴のこと

日本人は長きにわたって草履や下駄を履いてきました。日本人が靴を履くようになって100年ほど経ちますよね。しかし実は、歩き方や靴の履き方など、まだまだ「草履や下駄」時代のままなんです。びっくりしませんか?簡単に脱ぎ履きしやすいってことは、脱げやすさでもあります。この記事では、日本人にとってDNAにもなっている草履・下駄・足半の特徴をもとに、日本人の靴の履き方の現状を紐解いていきます。ぜひ最後までお読み頂きご自身の中にあるDNAを感じてみてください!

草履・下駄・足半(あしなか)は日本の履物DNA!靴はそれらの代用品ではない

靴は草履や下駄、足半の代用品として広がったことがそもそもの問題です。

 

草履・下駄は馴染み深くご存知の方がおいと思います。

一方、足半って初めて聞いたかもしれません。まず足半ってどんなもの???

足半(あしなか)

足半とは、 芯緒を利用して鼻緒を前で結んだ小さな形のわら草履。 大きさが足裏のなかばほどしかなくて踵部分がありません。

写真は上野公園にある西郷隆盛像。

写真の西郷さんが履いているのは足半です。写真からもわかるように昔は通常の草履と並んで多く使用されていたことが考えられます。

*足半はGoogle検索すると現代版足半がAmazon等でも販売されています。

 

草履・下駄・足半の特徴

・踵がない

・爪先が解放している

・足先を入れて履く

日本人の靴の履き方の特徴

日本では西洋人と異なった靴の履き方をするってご存知でしたか?

本では、靴に触れることなく立ったまま足の先を靴の中にスッと入れて最後踵を押し込む。特徴的なのが、履き終わり近くに行う爪先トントンです。

西洋では、靴の履き口を手で広げて足を靴の中に入れます。トントンとして靴の踵と自分の踵を合わせて靴の甲部分の紐やベルクロをしっかりと留めます。

 

草履下駄DNAの日本と靴DNAが、現代においても大きく影響していることがお分かりいただけましたか?


習うより慣れろ!靴の履き方

足を守る履物として何がよいかは別として。

ここでは、靴を履くならば靴の機能を最大限に発揮して歩きやすさや健康を手にしようじゃありませんか〜!。そんな観点で書いています。

そもそも靴の要はカカト

踵のない履物を履き続けてきた私たちにとってやや馴染まないのですが・・・。

歩行力学から見ても、本来人間は踵から着地して爪先(母趾)で蹴り出します。

歩行時の衝撃は、体重のおよそ2倍にと言われています。その衝撃を緩和するために、靴の踵と足の踵をしっかりと合わせることが重要になります。

靴を履く日本人

草履・下駄・足半の履き方DNAが悪いわけではありません。

ただ、靴を履くならば靴の機能を最大限に引き出す方法を知ることで、身体にも有効です

フィッティングの感覚も掴めてきます。

そもそも、日本の草履と靴は履物としての構造が全く違う代物。草履と同じ履き方で通すのは強引というものです。靴に限らず無理をすると必ずどこかにその歪みが生じます。

履物の場合は、その歪みは履いている人の身体に現れます。それでも草履と同じ履き方で通さなくてはならないかと考えてほしいのです

毎日の習慣に正しい靴の履き方を取り入れてみましょう。はじめは面倒に感じても、足と靴の一体感を実感できるとこれまでのつっかけ履きだと気持ちが悪く感じます。

とにかくやってみてほしいんです。正しい靴の履き方はこちらの記事をご参照ください。

誰も教えられない、教えてもらえない時代からの脱却

ちーさんが子供の頃・・・かれこれおよそ半世紀前。

当時、ちーさんが履いていたのはビニール製で甲部分にキャラクターが書いてあるスリップオンタイプ。足のフィッティングどころか靴の履き方も知りませんでした。「正解」があるとも思ってませんでしたので教えてもらおうとうところまでたどり着きませんでした。

当時はまだ、「指導できる人材」もいなかったのだと思います。

それからかれこれ半世紀経った今。

靴を正しく履く大人も子供もほとんどいません。靴のことや足のことに対して声を上げている人は増え、靴も選択できる時代なのに・・・。

どうして変わっていないのだろう?

「歩行」

歩くことは運動だけでは賄えません。

高齢者だけの問題課題ではありません。実は子供の頃から影響もあります。

そう考えた時、ちーさんのなかで産官民医の連携が重要に思いました。いろんな立場の方がそれぞれ関心を持って声を上げ行動し、協働すること。

必要な情報を正しく伝えられ、聞いてもらえる場がもっとたくさん増えるよう頑張ります!

日本人の履物DNAに反しない解決策「草履・下駄・足半と靴は別物」

ここまで書いてきて思うことが一つ。

 
日本人の履物DNAを司っている「草履・下駄・足半」と靴は足に使うものとしては共通しているが、目的も作りも異なります。
靴は「草履・下駄・足半」の代表品ではない。全く別物
草履の履き方で靴を履いていることを自覚している方も少ないでしょうが、私たちは「靴」の文化を改めて学び取り入れることが必要になっている、そう感じます。
 
草履の選び方と靴の選び方もポイントは全く異なりますよね。

まとめ

下駄や草履のような文化に根付いた履物から靴へ変化しおよそ100年。

下駄や草履、足半と靴はただ踵があるかないかの違いだけでなく、制作にける目的が異なります。消費者であり利用者のわたしたちは「別物」と認識することが次の一歩に進む第一歩ではないでしょうか。

最後までお読みいただきましてありがとうございました( ^ω^ )!

感謝の気持ちを忘れずに、こころ豊かに人生を生き切りたいし、いつでも会いたい人に会いに行ける体でいたい。

でも、もし足にトラブルがあったら?願いは願いのまま・・・かも。なので、このブログを通して1人でも多くの方と一緒に実現できたら嬉しいです‼︎

引き続き当ブログをお読みいただけたら飛んで喜びます♪

🦶サロンやセミナーも随時開催中。コメントやご感想、お問い合わせもなどもお待ちしております❤︎

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♦︎ちーさん本名:木嶋千枝(きじまちえ)

♦︎資格:正看護師・日本慢性疾患看護専門看護師・日本認定心理士・日本糖尿病療養指導士

♦︎現職:Abeby代表/大誠会内田病院非常勤/群馬大学大院非常勤講師/高崎市医師会看護学校非常勤講師

群馬大学臨床教授・日本慢性看護学会評議委員・日本糖尿病教育看護学会研究査読委員

◉ぐんま足人の会発起人/JAGSS(日独小児靴学研究会受講修了

◉地域の出前講座(医療福祉関係者向け・高齢者向け・ママ向け)なども大好評でリピートいただいています😃

SNSやサロンイベントなどもご覧いただけたら嬉しいです^ ^

今日という日がいい1日でありますように!

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