そろそろ新しい靴を買い換えようかな?
そんな時、靴のサイズどう確認していますか?「履いてみて痛くない」「履いて楽」そんな風に選んでいませんか?この記事では、客観的に足と靴のサイズを確認し、失敗しない靴選びができるポイントをご紹介しています。ぜひ最後までお読みいただき、ご自分や大切な方の健康、関わる方々への情報として活かしていただけたら嬉しいです。
インソールを外して足を合わせるべし
靴屋でインソールを外すことはマナー違反でもなんでもない
靴販売店でインソールを出して確認する人って私は自分以外あまりいません(笑)。でも、靴のサイズを確かめる際、定員さんによってはきちんとインソールを出して確認してくれます。特に子供靴は、私がよく行く店舗では必ずインソールを出して確認してくれます。
「ちーさんは大丈夫だと書いていたけど・・・心配。何か言われないかな・・・。」
そんな方はぜひ定員さんにこう言ってみましょう!「あの〜、サイズ確かめたいのでインソール出してみてもいいですか?」この一言で、定員さんの構えが変わるかもしれません。
インソールを置いて足を載せてみましょう
気に入った靴が見つかってインソールを出したら、次はインソールの上に立ってみましょう☝️
①インソールを床(試着用の敷物)の上に両足置きます。肩幅より少し狭いくらい、掌1枚分くらい離して左右を置きましょう。
②その上に、靴下を履いた状態でインソールの踵と自分の踵の位置を合わせて立ち上がります。
③立ち上がった状態で爪先を見ます。この時、できれば他の人に見てもらう方がいいです。その理由は、自分で下を向くと体重が踵にかかってしまい、爪先への荷重が変わってしまうからです。
④足の一番長い指からインソールの先端まで(捨て寸)1.2~1.7cm足より長いサイズとしては合っています。一方、爪先からインソールの先端までほぼ捨て寸がない状態では巻き爪の悪化や外反母趾、足趾トラブル(変形など)、胼胝(タコ)や鶏眼(ウオノメ)に発展しかねません。
靴の中の長さや幅はインソールでわかる
靴を履いて爪先のゆとりを確かめようとして靴の上から指で押してみても、はっきりとわからないものです。特に子供の場合、足趾を伸ばしているのか縮こめているのかすら曖昧。
でも、靴サイズはトラブル回避のためにも足機能を発揮させるためにも、きちんと確かめることが望ましいです。
つまり、そのインソールを基準に自分の足がどうなのか見ることで、その靴の幅や足長(一般的にいうサイズ)が合っているかどうかを確かめることができます。
もちろん、それだけで合うかどうかは判断できません。靴先のトゥボックスの高さやかかと周りなどポイントはありますが、まずサイズを確かめるためにもインソールは重要なポイントといえます。靴の種類によっては靴の先端が硬くて靴の外からサイズ感を確かめることがしにくい靴もありますし、インソールが取り外せないものもあります。
個人的には取り外せる靴を選びます。理由としては、サイズが確認できるだけでなく、後からインソールだけ好きなものに変更もできる点からも外せるものが好きです。
巻き爪が痛いから爪を切って欲しいという依頼
昨日の記事に書いた、高齢紳士のことを今日も紹介させていただきます。
今日初めてお読みになった方のために簡潔にお伝えすると、入院中の方々巻き爪が痛いから爪を切って欲しいと依頼を受けました。しかし、それほど巻きも軽い巻き爪で肥厚も食い込みもありませんでした。軽度の浮腫と靴サイズが問題でした(詳しくは最後に添付している「あわせて読みたい」参照)。
この高齢紳士は先に挙げた捨て寸がない写真以上捨て寸がなくて。足の方が大きいといってもいいくらいだったんです。
靴のサイズが小さすぎると、靴が足趾や爪を押し痛みが発生したり、足趾を使って歩けません。立位や歩行姿勢も老けて見える原因や、買っても履けないことにも⁉︎
結論
靴を買いに行ったら、インソールを取り出して足をあわせましょう!
出したら、インソールの踵と自分の踵を合わせて立ち上がります。誰かにインソールの爪先部分を確認してもらいます。足の一番長い指からインソールの先端までの長さが1.2cmよりも小さかったらワンサイズアップが望ましいでしょう。歩行時は平均1cm以上伸びます。十分注意してください。
今回は靴幅については触れていませんが、幅も参考にできます。
そして、足にあった靴が手に入ったら正しい履き方を必ずセットにしましょう。履き方はこちら👇
まとめ
日本では「靴」と健康との関連はまだまだ情報の浸透がまだまだです。しかし、現在も糖尿病患者さんや透析患者さん、足の血行が悪い方にとって靴は重要なポイントして医療現場でも患者さんへ指導されています。
ただ、残念なことに提供されている情報も少なく、足だけに時間をとれないので十分とは言えないことも。
また、靴が重要なのは歩き始める前の乳児からです。ご病気を抱えている方々だけではありません。健康的に成長発達して、年を重ねても自分らしく歳を重ね過ごせる足であるために。大切な足を守れる靴を身につけて過ごしてみませんか?
ちーさんは、「足トラブルは生活習慣病」そういっていいのではないかと考えています。
今日という日がいい1日でありますように!
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