靴を買いに行くとインソールが沢山並んでいます。一見、どれも同じ様に見えるし何でもいいと思ってる方、必読です。この記事では、インソールと靴の関係、効果を最大限引き出すポイントをご紹介しています。専門看護師ちーさんといっしょに足からの健康を手にしましょう。ぜひ、最後までお読みいただき日常生活の中で活かしていただけたらと思います。
インソールだけに頼っても効果は期待できない
オーダーインソール 、セミオーダーインソール をはじめ、巷には様々なインソールが販売されていて、100円ショップにも複数存在します。
インソールって見た目では違いがわかりにくいものです。靴に入れたらなんだか安心。そんな気持ちにもさせてくれるかもしれません。
実際は、オーダーインソールを作って使用したとしてもそれだけでは最大限の効果が期待できません。
「えっ⁉︎」
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「そうなんですか?」
そうなんです。
①支える:踵の骨やアーチを支えます
②足底にかかる圧の分散と軽減
③足の矯正
④歩行の補助
それぞれ、何の目的でインソールを入れたいのか目的を明確にすると、迷うことも減って目的を果たせる機能を備えているインソールを探せばいいのでスマートです。逆に、目についたものをただ入れて安心してしまわなうと危険かもしれません。
また、足にあったインソールをご用意したとしても、手を使わずに靴を脱ぎ履ぎできる状態で靴を履いていたとしたらインソールの効果は激減ですよ!
インソール は眼鏡のレンズに値する
インソール は、足にあったものであれば効果を期待できます。
あれっ、さっきはインソールだけじゃ効果は期待できないって言ってましたよね?
そうなんです。使用時に必要な条件が揃うとインソールの効果が発揮されます。
そのためには、まず あなたの足や使用目的にあったものを選ぶことが必要です。
インソールと名がつけば何でもいいわけでもなく、使用目的を明確にすることが大切ですね。例えば、スポーツのパフォーマンスを高めるとか、糖尿病神経障害から足を守るとか。
そして、効果を発揮するにはインソールを入れるだけでなく、やるべきことがあるわけですね。
この前、インソールを勧められたけどそんなこと説明されなかったですよ⁉️
しっかりした知識をもって購入者のことを心から気遣っている店舗を選ぶことも大切です。
この記事の様な、ちょっとした情報を知っているだけでもお客様ファーストの店か判断しやすくなりますよ。
視力矯正が必要な「目」には眼鏡フレームを選び目にあったレンズをメガネとして使用します。
足の状態も実は1人ひとり異なるので、足にあったインソールを、足にあった靴の中に入れて使用します。そして、正しく履く。
この一連によって、インソールの効果が最大限に発揮されます。
その理由は、インソール は靴の中で正しい靴の履き方をした時に合わせて作られているからです。また、靴とインソールの機能が使用目的に沿っていなければ、効果を適切に評価できません。
例
『外反足』『内反足』ってお聞きになったことあるでしょうか。本来ならば真っ直ぐに立っているはずの踵の骨が倒れている状態をいいます。写真の様に踵の中心が黄色い直線上ではなく内側に倒れているのがわかります、これは『外反足』です。
一概には言えませんが、この足に必要な機能を備えたインソールと靴を選んで、正しく履くことで、足部の矯正も可能なのです。
結論
本気でインソールを入れるなら、購入前に自分の足を知りましょう!
まずは靴屋で足の測定してもらい、自分の足の特徴を知ることが大切です。とくに、糖尿病や腎不全で透析を受けている方などは特にご注意ください。
そして、目的にあった靴やインソールとはどんなものなのか教えてもらい、ご自分の足にあった靴とインソールを正しく履く。
測定してもらった靴屋オススメのインソールが気に入れば購入してもいいですし、納得しなければ購入しなくても問題ありません。
足に、健康に、良かれと思ったのに・・・。期待する結果を手に入れるためには、靴・インソール・履き方は三位一体なのことを忘れないでください。
まとめ
買ったままの状態で履かないで、インソールを入れ替えるとそれだけでも足にいいことをしている気持ちになりやすいです。事実、インソールを意識されていることは素晴らしいこと!!!
せっかくならば、その取り組みによる成果を最大限手にしませんか?ずいぶん損しているかもしれません。
もし、インソールを変えただけで「違い」を感じている方がいたら、きっと靴との適合や履き方を見直すことでもっと良い成果を獲得できることでしょう。
今日という日がいい1日でありますように!
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