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子供が歩きやすい靴って・・・どんな靴?

子どもの足育

子供靴は特に「かかと」をしっかりと支える靴だってわかったんだけど・・・。じゃあ、どんな靴を買えばいいかっていうとわかんないよ〜どんな踵をいうの?

そんな方に!この記事では具体的な点を写真を出して解説しています。これで、あなたも靴選びのポイントを手中にできます。

ぜひ、最後までお読みいただき、お子さんの靴選びに活かしてください。そして、このポイントは大人の皆さんにも同じことが言えます。ご自身の靴選びで意識してみてください!

踵をしっかり支えてくれる靴って・・・どんな靴をいうの?

皆さんは、踵をしっかり支えてくれる靴がどんな踵の靴なのかを少し考えてから読み進めてもらえると、今後忘れにくく活かしやすいですよ☺️✨

AとBの靴、CとDの靴をそれぞれ一緒に比較してみましょう。

同じ角度から撮った写真ですが、シルエットが全く違いますね。一つずつ見ていきまあす。

ポイント❶後ろ姿

Aの靴は靴底(アウトソール)が広く靴の上方が細く絞れています。

Bは靴底に比べ上方が膨らみがあり広がっています。

さて、ここで、みんさん、ご自分の足、お子さんの足を後ろからよく見てみましょう。AとBどちらの方がフィットしそうですか?

ポイント❷上からの姿

Cの靴は踵部分がVの字に狭まっています。アキレス腱を挟むような構造です。

Dの靴は踵の部分がま〜るく広がってCの字になっています。実際の踵よりも履き口にゆとりがあると踵骨が倒れやすく、足首がグラグラして安定しません。

さてさて、もう一度質問します。皆さんの踵やお子さんの踵はどちらに入れた方が倒れることなくしっかりと支えることができるでしょうか?

このように比較するとどんな踵の靴がしっかりと正しい踵位置で支えてくれる靴なのかがわかってきます。

じゃあ、さっき言ってた「踵をしっかり支えてくれる靴ってどんな踵なの?」

の答えはどっちかしら

正解はAandCです。

本来ですと、踵の硬さも重要です。踵部分を押して倒れる靴は踵を支えられません。

踵は子供靴に備えていて欲しい役割にも入ってくる重要な要素なんです。

足の構造と成長発達段階はより必要性が高い踵を支持する機能

右足を内側から

 写真を見てください。

踵の骨、踵骨(しょうこつ)を後ろから見ると縦長なんです(赤丸部分)。

立ったり歩いたり、走ったり。

その度にこの踵へ大きな衝撃がかかります。そのうえ、小児、子どもの場合はこの足全体の骨が出来上がっていないだけでなく、筋肉や腱も発達している過程でしっかりとしてなく不安定です。

縦長でまだ不安定な踵の骨は内くるぶし側や外くるぶし側に倒れやすいのです。

そのため、靴はこの踵骨が倒れないように支える「支持性」を備えている必要があるのです。

踵を支えるということは体を支えるということ

B➕Dタイプの靴で

ー抱っこ抱っこ

ー足がだるい

ー夜泣きをする

こんな子が、A+Cタイプの靴で抱っこと言わずにどんどん歩き、夜泣きもなくなる。そんなことがよく起きています。本来立ってるはずの踵骨が倒れてしまうことで、筋肉の使い方や体の動かし方の効率が悪くなったり正しい動かし方ができなくなるのです。

踵を支える靴だと脚軸まで変わるんですよ。詳しくはこちらを👇

踵をしっかり支えてくれる靴って・・・踵骨が倒れない構造の靴

チェックポイントは❶靴の後ろ姿、❷履き口を上からみた姿この2点です。

❶では、アウトソールに比べ靴部分の幅が締まって細いこと。踵の最下部に比べ膨らんでいては踵はグラグラです。

❷では私たちの踵部分は人によりますが、こんなに大きく丸くありません。

荷重や衝撃があっても踵部分がグニャリと倒れない剛性を保ちつつ、今日の2点を意識して靴を選ぶことで踵骨を正しい位置で保って成長を助けることになります。

まとめ

日本では下駄や草履の文化です。

下駄や草履を実際に履く機会はほとんどありませんが、文化として残っています。

靴の脱ぎ剥ぎを重視してるため、靴の踵部が踵骨を支えられない靴が多く存在しています。消費者の私たちは家周りで履く靴なのが、通勤通学で履く靴なのか、運動時に履く靴なのか目的を明確にして購入する靴を選ぶ力を身につけていく必要があります。

もちろん、チェックポイントは踵だけでなく他にも沢山あるので、これからもご紹介していきます。引き続き楽しみにしていてくださいね。

フットケアナーシングプログラム「子供への愛情コース」の中では、運動方法と併せて子供靴に備えていて欲しい靴の役割や機能について分かり易くお伝えします。2月16日リリース!

今日という日がいい1日でありますように!

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