こんにちは😃
子どもの靴って迷うことありませんか?最終的に「靴はサイズがあってて子供が気に入れば・・・。」と決めることが多いようです。
しかし、お子様は正解を知りませんから、色やキャラクター、メーカーで決めるしかないのです。
この記事では、意外と知られていない「子供の靴選び」。
「どうして大切なの?」から分かりやすくまとめています。ぜひ最後までお読みいただいて、お子さんの20年後、50年後の未来の健康土台を作っていきましょう!
子供のは、色・デザイン・キャラクターでは守れない
子ども、特に生まれてまもない赤ちゃんの足は全体が柔らかくてプニプニしています。
なぜか?
それは、まだ骨化が十分ではなく軟骨が多いからです。
つまり、
乳幼児の足は芯にあたる骨そのものがしっかりしていない状態で、そこを脂肪層が覆っています。
イラストを見ると2歳・4歳も骨がまだまだなことがわかります。
骨がしっかりしないので大人と違ってグラグラ・ゆらゆらの足と身体。この状態だと、安定しませんね。
ですので靴が足を支えることが必要になるのです。
もしも、お子さんが「あそこ楽しそう♪近くに行きたい!」
そう思った時に思うように行ける靴となかなかたどり着けない靴があったら?どちらを履かせてあげたいですか?
前者は「歩く」ことが楽しい!にも繋がります♡
効果はそれだけではありません。
乗り物のデザインの靴、TVキャラクターの靴、ピカピカ光る靴・・・
子供心をくすぐります💦
靴の本質からずれたところで関心を引く靴には、大切な子供たちの足の踵を支える機能はなかなか備わっていないません。でも、おじいちゃん おばあちゃんも靴のことは知らないから、だれも教えてくれません。みなさんのお子さんが欲しがれば買ってて当然です。
この後、こどもの足や歩行を守ってくれる靴について解説していきます。
どんな形にもなり得るゼリーは『どんな型に入れるか』
ゼリーやプリンを作ったことがありますか?
ゼリーの液体はどんな型に入れるかによって形が決まる
子供の足は骨がしっかりしないぐにゃぐにゃな状態!
どんな履物を履くかによってその靴による影響を特に受けやすいといえます。(*もちろん、全てのお子さんが必ずとはいえません)
例えば、内転足や外転足のように踵が内側や外側に倒れてしまうケース(写真)です。
写真は踵の骨が回外している足の子供さん。
本来ならば、黄色い線上に踵の中心があって欲しいのも。
この状態を、少しでも良い状態に支えられるかどうかが靴の機能の一つです。
具体的にあげると、
①靴の踵が適度な硬さを保ち踵やアキレス腱部分をしっかりとホールドして、②甲をしっかり留められる靴
こういった靴を履くことで踵部分が内側に倒れ込まないように靴が支持して固定してくれることが期待できます。
足元は建物で言う基礎 ここがしっかりしていないと上体が安定しない
建物にとって基礎ってとても重要なものです。
大きな地震があると話題にあがりますね。
建物と同様で
体にとって足元は基礎。
『どんな靴を選ぶか⁈』
子供たちの明日は皆さんのような大人が握っているのかもしれません。
ピカピカ光る靴が履きたい!にこう対応してみた
男の子がお母さんに「僕もピカピカ光る靴が履きたい」と言っていました。
お母さんは困り顔。なぜ、困ったか?
それは、この男の子は軽度ですが踵が少し倒れ気味だったことを知っていたから・・・。
お友達が履いていれば履きたくなって自然
いままで、足にあった靴、踵の骨を支えられる靴を履いている男の子。
お母さんは迷った挙句、勇気をだしてお店で試着させてあげることにしました!
「みんなはなんでこんな靴履いてるの?」
このお子さんには幅も踵部分も合わない靴だったようです。
念願の靴を履いたのに、
足の甲もしっかり留まらず、踵部分も安定しなくて「気持ち悪い」と感じたとのこと。
子供の頃から「足にあった靴」「自分の足を助けてくれる靴がどんな靴か」を知っていたからの言葉です。
この子はきっと、大きくなっても自分で自分に必要な靴を選ぶことができるようになる!!!デザインだけで選んで足を痛めたり、健康を害してしまわない宝物を手にしたんだなと、感じられるとても嬉しいエピソードでした。
色・デザイン・キャラクター、好み⁉︎その靴選びは健康的には危険
私たち消費者は、上手に選ぶことが必要です。メーカーは売れなくては潰れてしまいますから、子供心をくすぐる『売れる靴』を販売します。
みんさんや大切なお子様がそのカモになりませんように
そのためには
何を目的に靴を購入するのか
を意識して明確にしておく必要があります
もし、皆さんが
「先のことを考えても・・・」
「将来の健康は自分でなんとかすればいい」と
思われるのであれば気に留める必要はありません。
しかし、もしも
「親がいなくなった後も元気で過ごせるように今できる体づくりをしてあげたい」と、
思ったら、『適切な靴の履き方』(合わせて読みたい)の記事とともに今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ここにご紹介した内容はほんの一部です。
靴選びってなかなか奥が深く、そのうえ日本の文化として馴染みがないので浸透するのに時間がかかっていますね。
大切なこと!
購買意欲をそそられる靴が機能性を備えた靴かというと、必ずしもそうとはとはいえません。
ですので、大人が知識を得て子どもの足を守れる『機能性』を備えた靴を選んであげることが大人の役割といえるのではないでしょうか。
おとなの役割
一緒に果たしませんか?
最後までお読みいただきましてありがとうございました( ^ω^ )!
感謝の気持ちを忘れずに、こころ豊かに人生を生き切りたいし、いつでも会いたい人に会いに行ける体でいたい。
でも、もし足にトラブルがあったら?願いは願いのまま・・・かも。なので、このブログを通して1人でも多くの方と一緒に実現できたら嬉しいです‼︎
引き続き当ブログをお読みいただけたら飛んで喜びます♪
🦶サロンやセミナーも随時開催中。コメントやご感想、お問い合わせもなどもお待ちしております❤︎
さらに詳しい内容はこちらのHPまで
♦︎ちーさん本名:木嶋千枝(きじまちえ)
♦︎資格:正看護師・日本慢性疾患看護専門看護師・日本認定心理士・日本糖尿病療養指導士
♦︎現職:Abeby代表/大誠会内田病院非常勤/群馬大学大院非常勤講師/高崎市医師会看護学校非常勤講師
群馬大学臨床教授・日本慢性看護学会評議委員・日本糖尿病教育看護学会研究査読委員
◉ぐんま足人の会発起人/JAGSS(日独小児靴学研究会受講修了
◉地域の出前講座(医療福祉関係者向け・高齢者向け・ママ向け)なども大好評でリピートいただいています😃
SNSやサロンイベントなどもご覧いただけたら嬉しいです^ ^
今日という日がいい1日でありますように!
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